御朱印について
参拝される方へ御朱印をご用意できます。ご希望の方は御朱印帳をご持参の上、受付窓口へその旨お伝えください。
※日程により、お渡しまでお時間をいただく場合がございます。
※受付時の書き手によってデザインが異なりますのでご了承ください。
加持祈祷
日蓮宗の祈祷法は、「木剣加持」（ぼっけんかじ）という独特のものです。木剣とは小型の木刀のこと。木剣と数珠を重ねて持ち、数珠の珠を当てて音を出します。大荒行に耐え抜いた僧にだけ、この木剣が与えられ、修法師となります。また、修法師は撰経（せんきょう）も授かります。撰経とは首からさげる筒状のもので、このなかに修行中に書写した秘伝の祈祷経が納められています。木剣加持では、檀信徒の身体に撰経を当てて邪気を払い、新たに『法華経』の功徳を授けます。
「日本人として心が豊かになる仏事とおつとめ日蓮宗」より抜粋
境内のご案内
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日蓮大聖人座像日蓮宗の宗祖、日蓮大聖人は、相次ぐ自然災害や争乱などで混乱を極めた鎌倉時代に生き、幾多の困難に見舞われながらも、強い信念のもと、お釈迦樣の教えを弘められました。
人びとの苦しみを取り除き、社会全体が幸せになるように願った日蓮大聖人は、来世ではなく「今を生きることの大切さ」を説き、法華経への信仰、「お題目」の広宣流布にその生涯を捧げられました。
当山の日蓮大聖人座像は昭和２８年奉安。
（仏師 佐久間白雲 作）（高さ７６糠） -
鬼子母尊神日蓮大聖人は「鬼子母神、十羅刹女、法華経の題目を持つものを守護すべしと見えたり」（経王殿御返事）と申されておりますように、鬼子母尊神は法華経の行者を擁護する御祈祷の御本尊であります。
当山鬼子母尊神堂御奉安の鬼子母尊神は、開山上人が荒修行の折、共に修行した檀信徒の女性の頭髪をうえ開眼入魂されました。
（高さ９８糠） -
大黒天神当山に御安置されている大黒様は、第二世若松知泉僧正が昭和５９年、大本山正中山法華経寺での大荒行堂参行成満を機に、昭和６１年に秘法開眼され、高さ６尺の一本の桧から作られております。
また知泉僧正は、大黒様に一文字５ミリ以下で「法華三部経」をしたため、約８万字に及ぶ教典は、頭巾から衣そして袋にまでに至っております。その信仰は食物や財運、商売繁昌のみではなく、延命長寿、出世開運、生産の神、福徳の神、継続の神として崇められております。（高さ１６８糠）
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北辰妙見大菩薩北の夜空を眺めると、そこには不動の北極星を見ることが出来ます。この星を神格化したのが北辰妙見大菩薩です。日蓮宗においては、亀に立ち険を地に立てている立像と、受け太刀の能勢型と言われる座像の二つがあります。その御利益は、敵を退け、災いを除き、家を鎮め繁栄をもたらす要素と北極星が航海の目印となることから海上安全の神として信仰が広まりました。
また、日蓮宗の教育機関の守護神として、知恵の神、受験の神として祀られるようになりました。当山においても、節分星祭にお出しする「方除け」お守りの中央に「南無北辰妙見大菩薩」とあります。
当山の妙見大菩薩は平成２８年に第二世若松知泉僧正が開眼されました。（仏師 松本定祥 彫）
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開山上人御尊像この開山上人御尊像は、平成８年８月７日、松法院日泉上人第七回忌法要の際に当山第二世若松知泉僧正が開眼法要をされ、現在は本堂内陣右側空殿、中央に御安置されております。
（大仏師 松本明慶 作） -
鐘楼堂当山では、朝６時半、夕６時（冬時間 朝７時、夕６時）に梵鐘をつき時をお知らせしています。もちろん大晦日の午後１１時から開始される「除夜の鐘」は、人に備わっているといわれる１０８の煩悩（仏道修行の妨げになる心）を追い払い新年をお迎えする行事でどなたでも梵鐘をつく事が出来ます。
特徴的な四方棟当山の鐘楼堂は昭和５６年に建立され、その当時は北海道で一番大きな梵鐘として親しまれ、どの方向から見ても正面に見える「四方棟」の銅板屋根も大変珍しい造りです。
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水行場毎年１１月１日から２月１０日の壱百日間、水行が執り行われています。僧侶はもちろんのこと、檀信徒の方でも毎日水行に詣でられる方もいて、元旦・初祈祷会・節分星祭の際には僧俗が一つになって境内において水行が行われます。（昭和５５年建立）
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水子供養堂ついつい忘れがちになってしまう水子の霊ですが、私たちの御先祖様と同じ魂をもつ大切な仏様で御座います。仏教では人の生涯を数えるとき、満年齢ではなく享年何歳と数え年をもちいるもの、母胎に宿った時を人生の出発点とみるからです。親として、お子様を愛する気持ち、水子の霊を忘れない気持ちが何よりも尊い御供養になるのです。
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納骨壇Ａタイプ及びＢタイプの仏様は、○○家先祖代々及び法名にて台帳により、毎月の御命日には朝勤並びに午前10時のお勤めの際、本堂で御回向させて頂きます。
納骨壇の中央には当山開山の若松日泉僧正直筆の大曼荼羅を納めております。
当山では、追善供養、水子供養、施餓鬼供養など、各種供養を執り行っております。また、厄除け祈祷、地鎮祭・上棟式、家屋祈祷、交通安全祈祷、安産祈願、お焚き上げなど、様々な用途に応じての祈祷も致しております。
お問い合わせはお電話にて承ります
函館妙心寺 ０１３８－２２－６７５６
室蘭妙心寺 ０１４３－４４－３４２５